| ■ |
当院の羽二生輝樹医師(副院長/内科)が行う「プラセンタ療法」は、さまざまな難治性の疾患に有効で、札幌市内や近郊だけでなく、評判を伝え聞いて、道内各地から患者さんが訪れています。
|
| ■ |
プラセンタ(Placenta)とは胎盤のことです。プラセンタ療法とは、健康な人の出産時の胎盤組織を洗浄し、液状にした後に高温高圧で滅菌したものを、月に1回、約3ccを上腕などの皮下に注射するもので、「胎盤埋没療法」とも呼ばれています。
もともとこの治療法は、1933年、ソ連の眼科医フィラートフによって開発されました。眼科医であるフィラートフは角膜移植をしていましたが、冷蔵したヒト角膜の方が新鮮なものよりもつきやすく、全身へもよい影響があることがわかりました。その後、フィラートフは種々の研究を行ない、冷たい環境におかれた生体組織が生き残るために何らかの生物活性物質を作り出すのだろうと考え、そのような物質を「生物原刺激素」と名付けました。
|
| ■ |
この生物刺激素を利用して病気を治療する方法を「組織療法」と呼んでいます。
この療法は大変多くの難治な疾患に効果のあることがわかりました。組織療法は、戦後我が国に導入されました。最初は冷蔵皮膚、冷蔵血液なども使用されましたが、結局効果のすぐれた冷蔵胎盤におちつきました。
そうしたことから組織療法は、現在は「プラセンタ(胎盤)療法」とも呼ばれています。
|
| ■ |
プラセンタ療法の多くは服薬や注射によるものですが、当院の羽二生医師が行う「胎盤埋没療法」は液状にした胎盤を皮下に埋没させる独特のもので、全国的にも注目されています。
|
| ■ |
当院で行っている「プラセンタ療法」に使用している胎盤組織は、製薬会社等で製造されたものではなく、当院と提携関係にある産婦人科病院から、出産後の新鮮な状態にある胎盤を直接提供受けたもので、当院内において厳正な衛生管理の下に滅菌処理し製造したものを使用しています。
|
| ■ |
冷蔵ヒト胎盤の中の何が効くのか、「生物原刺激素」とは何なのか等についてはまだよくわかってはいませんが、今までの研究の中から・・・
1.創傷の治癒促進
2.免疫の増強
3.アレルギー抑制作用
4.組織呼吸の活性化
などの作用が認められています。
それらの作用の総合的な効果として生体機能を活性化し、新陳代謝を盛んにして病気に対する抵抗力・自然治癒力を高めると考えられます。
|
| ■ |
プラセンタ(胎盤)療法は全国各地で行われています(約120か所)が、北海道では当院のみのようです。 |